分断する力 融合する力(8月18日の続き)

 そんな風に「オカマ」を嫌っていた私です。言葉を替えればホモフォビア*1ですね。いや、ちょっと違うかな・・・オカマフォビアとかオネエフォビアと言えばいいのかも。
 でも徐々にですが私のオカマフォビアは薄まっていきました。何か劇的な出来事があってということではありません。何人ものゲイの人やゲイ以外のセクシュアリティの人(トランスジェンダーとかインターセックスの人)と出会って、世の中には本当に色んな人がいるんだということが判ってきたというだけのことだと思います。今まで嫌っていたタイプの人でさえ、実際に接してみると別になんともなく付き合えたりします。食わず嫌いならぬ会わず嫌いだったわけですね。って言うかホントは私も根がオネエだったってことかしらー。ゲイバーでオネエ言葉でホゲる楽しさとかも覚えたし、そうなってみると逆にオトコオコトした付き合いの方が息苦しくて不自然に思えてきました。今では私のゲイの友達のほとんどが程度の差はあれオカマ(オネエ)テイストです。たまに知り合う人がオカマフォビアだったりすると(主に掲示板経由のことが多い)、たとえヤリ目的でも気持ちが退いちゃいますね。もちろんそういう人とは友達にはなれないと思います。

 ただ、自分だってかつてそうだったわけだから、オカマフォビアな人を責めることもできないし、責めたってどうなるものでもありません。
 (続きはまた後日・・・日が開き過ぎてどういう結末に持って行きたかったか忘れちゃったー)

*1:「〜フォビア」で「〜恐怖(症)、〜嫌悪(症)」という意味になります。