メンクリ日

 今日もせっかく天気が良かったのに起きられず映画はナシ。このまま行かずじまいになるのかも知れません。午後からメンタルクリニックに予約を入れて受診。先生の話だと、今の薬の量ならそろそろ効いてきてもいいはずなんだそうで。「時期が来ればスッと効いてくる気がするんですけどねえ」という先生の言葉を信じたいです。便秘の話をして、便を柔らかくする薬と便意が起きる薬を処方してもらいました。
 帰りにJR環状線福島駅前のミスドに寄って、コーヒーを飲みながらボンヤリと考え事をしました。ちょうど会社帰りの人たちが大勢通りかかる時間で、行き交う人たちを眺めながら「この人たちはみんな働いているんだなあ」と思ってウツウツとしてしまいました。私がウツであることは確かですが、でももしかすると今の私はそれを言い訳にして自分を甘やかしているだけではないのか? 世の中にはもっと大変な目に遭っている人だって沢山いるというのに、それに比べて私は何をやっているんだ? 私は今こそ頑張るべきなのではないのか? などなどなど。


 先週末に「PLuS+」に行ったとき見たお芝居の中で中原中也の詩が朗読されていましたが、ミスドでふと思い出したのは、私が高校生のとき中也の詩がすごく好きだった時期があったことです。それは私の人生の最初の激ウツな時期で(その後20代の終わりにもう一回ウツ時期があって、今が人生で三回目のウツ重症期です)、そのことと中也の詩と関係があるのかどうか分かりませんが、いまのウツな私が再び中也に「巡り合った」のは何だか不思議な気がします。記憶は定かではありませんが、中也の詩の中に神の助けをひたすら待っている・・・と言うような詩があって、今の私の心境はまさにそういう状態なんですよね。神の助けというか、薬の効き目というか、何かが天啓のように訪れて世界が変わるのを待っている。