松江で美術館めぐり

　本日も雨は降らず、雲が厚くなったり薄くなったりする度に涼しくなったり暑くなったり忙しい一日。

　１１時頃にホテルを出発してＫさんの車で松江を巡る。最初に僕自身も初めて行く県立美術館で巡回展示である「中国５千年の名宝・上海博物館展」を見て、それから車を松江城の駐車場に入れておいてから街中を散策しつつ昼飯を食べる店を物色。午後２時前にようやく京店大橋通りで「鰻・そば」の幟の出てる『大橋軒』っていう小さな食堂に入る。店構えから予想した通り、お店は８０歳くらい？のお婆ちゃんが一人でやってた。うな丼（並）と割り子そばを頼んでみたものの「いったいどれだけ時間かかるかしらん？？」と覚悟したわりには早く出てきた。うな丼は見た目パッとしないけど、甘すぎないタレで美味しかった。そばはマァマァ。値段設定はちょっと高いんだけどね。固定資産税が高そうな場所だから仕方ないか。お店のメニューには無いものの鰻の蒲焼のみを買いに来た地元民らしきご婦人がいたので、ここのは美味しいってことになってるんだと思う。

　満腹になったところで近くの「カラコロ工房」を経由して駐車場に戻り、ルイス・Ｃ・ティファニー庭園美術館へ。ここも初めて。入場料が２０００円っつーのは高いなぁと思ったけど、回ってみたら最近入った美術館系ではここが一番良かった。というのは、庭だけじゃなくて建物の内部もすごく広くて展示物が多い。イヤミなくらいブルジョア趣味だってのがどうも貧乏人のヒガミ心をチクチクするが、それさえガマンすれば２０００円分は十分楽しめる。僕は。特にステンドグラスがあそこまで表現力豊かなものだっていうのは、ビックリしたなあ。庭園も、休憩する場所があちこちあって広すぎないという点では、とっとり花回廊より好きだな。そしてスーベニア・ショップにはオカマ心をくすぐる小物がいっぱい！　今日はお金があまり無かったから買わなかったけど、香りの石鹸(？）が色んな種類があって見た目も綺麗だし値段も手ごろ。自分使い用にもプレゼント用にも使えそう。また行こうっと。（おみやげコーナーには入場料を払わなくても入れるのよ）

　で、出雲まで戻ったのが６時過ぎ。日暮れ後の山道を山陽まで帰るＫさんが心配だったけど、さっき無事に到着とのメールが届いた。ホッ。

　本日の写真：　ルイス・Ｃ・ティファニー美術館の庭園で