眠りボケな日

 今日は夕方にメンクリと鍼に行く以外は何も用事の無い一日でしたが、結局午後3時過ぎまでほとんど寝て過ごしました。そのせいで今日行くつもりだった銀行とか区役所の用事ができず、軽く自己嫌悪。メンクリでそんな過眠状態について相談したら、睡眠薬が強すぎるのかもしれないので1種類に戻しましょうということになりました。それと、いったん鬱病になってしまうと薬で改善しても本来の70%くらいの調子までがせいぜいだと思って下さいと言われちゃいました。と言われても私自身ウツじゃない状態は思い出せないくらい昔の話なので*1、その「70%の自分」ってのがどの程度なのか自分では判断できませんけどねえ。

 寝とぼけ状態から目覚めると郵便受けに不在者票が入っていました。郵便屋さんが来たのに気づかなかったようです。差出人がアマゾンの定形外郵便物だったので、注文していたDVDが来たんだなとすぐ分かりました。鍼の帰りに受け取りのために郵便局に寄ったら時間外窓口の係員が一人しかいなくて、しかもその人がトロいのか私の荷物を探すのにどえらい時間がかかってさんざん待たされ、ちょっとイライラしました。
 届いたDVDは全部で7本。どれもゲイもので、かつ家族物のコメディが大部分です。基本的に私が好きなのはそういう作品…ゲイであることそのものは大した問題じゃなくて、それに家族が絡んでドタバタ劇になるお話ですね。自分が家族といい関係を築けなかったこともあって、子供がレズビアン/ゲイであることが前提として存在する家族の姿を見ると救われる気がするのです。
 今夜はそのうちの2本を観ました。一本は「GIRLS WILL BE GIRLS」といって、ドラァグクイーンが女性役を演じているコメディ。ディヴァインみたいなもんですね。でもあまり面白くなかったな。もう一本は「FRIENDS & FAMILY」で、「『ソプラノズ』と『ラ・カージュ・オ・フォール』を足したような作品」という評がピッタリの内容。主人公のスティーブンとダニーはカップルで、そのスティーブンの両親が息子を訪ねてニューヨークにやって来ます。両親は息子がゲイだっていうことは知っているけど、息子(とその恋人)が実はシチリア・マフィアの用心棒だっていうことを知らないの。スティーブンとダニーは本当のことを言うわけにもいかないので、自分たちがケータリング業界の実業家だっていうことにして、マフィアの親分にも頼み込んで両親の歓迎パーティを開くのですが…という他愛も無い話だけどウィットが利いてて、ゲラゲラと(あるいはクスクスっと)笑えるシーンが随所にあって面白かったです。
 「FRIENDS & FAMILY」の方は日本で公開、あるいはビデオ化されてておかしくないレベルだと思いますが、私は映画情報をあまり知らなくて、とりあえずアマゾン.COMでレビューを見て面白そうなのは買っちゃうんですよね。もし日本公開されてたとしても映画館で観るのとあまり変わらない値段でDVDは買えるしね〜(大体20ドル前後です)。英語の勉強と思えばいいわけだ。


 夜はまた神戸氏と1時間くらい電話で話しました。まずまずいい感じです。あとは会ってみての判断だなあ…。

*1:いま思えば、疲れが取れない・肩こりがひどい・朝起きられない・一日中眠気に襲われる・やる気が起きないといった状態はもう何年も前からのことなのです。