私だけ?

  • 風の谷のナウシカ」で一番の名台詞は「体液が出ちゃうーッ!」だと思う。
  • 新聞記事などで(レイプ殺人の記事の場合が多いのでその記事の内容自体にはイヤーな気持ちにさせられるのですが)「体液」という言葉が使ってあるのを読むといつも「『精液』の間違いだろ」と思う。
  • 性教育のテキストに「精液」や「膣分泌液」についての記述はあるが、「先走り」(あるいは「がまん汁」あるいは「カウパー腺液」)について言及されることがほとんどないのは重大な手落ちだと思う。
  • 高野連が「3、2、1、ハッスルハッスル」を禁止しているのはまったく馬鹿げたことだと思うが、それ以前に「ハッスルハッスル」そのものがとんでもなくダサいと思う。
  • 昨日金メダルをとったやわらちゃんに関する報道で、彼女の言った「谷亮子として金メダルを取れたことが最高」という部分だけが繰り返し流されるのがとても不愉快。


 オリンピックでの金メダル報道全般になんとなくヤーな感じがするんですけど、うまく言語化できません。ので思いつくままダラダラ書いてみます。
 特に個人競技の場合、旧ソ連邦とか北朝鮮ならともかく、個人主義が発達した資本主義国において「国」を背負って競技している選手ってそんなに多いとは思えません。(いないとは言いませんが。)基本的に選手はもっと個人的なモチベーションで参加しているはずだと思うんですね。それなのに表彰式の時に国旗が掲揚されたり国歌が流れたりするのは、その選手の個人的な動機や努力を無視してしまっているような気がして失礼なんじゃないかなあとよく思います。選手自身が選んだ自分のテーマ曲を流したりできればいいのに。
 団体競技では、チームが国別で組織されている以上は表向きは「国」の名前で呼ばれることになります。だから表彰式での国旗・国歌も便宜上仕方ないと思います。でも、チームの中の選手個人個人のなかで「このチームとして勝ちたい」という意識はもちろんとても大きいのでしょうけど、「チーム」=「国」なのかというと、そんなことは無いんじゃないかと察します。
 国旗や国歌よりさらにイヤな感じなのは、メダルを取った選手(チーム)に対して「よくやった」と偉そうなことを言う人(報道)。別にあんたのために頑張ったんじゃねーよ!って思っちゃいます。

 オリンピックは戦争じゃないけど、それでも「国」の名に個人が集約されてしまうような雰囲気にはどうしても馴染めません。全体主義の中でマイノリティが平穏に暮らせるとは思えなくて。それとも私は過剰反応しているだけなのでしょうか。