トレイシー・ローズを知っていますか
久しぶりにネタな日記を。
私の10代の最後から20代初めのころ（1980年代後半〜90年代前半）は、まだアダルトビデオというものが発展途上で、ポルノ映画（ビデオ作品でなくフィルムの）が最後の輝きを放っていた時代でした。私は特に洋物のポルノ映画（「洋ピン」と呼ばれていました）が大好きで*1、映画館にもよく見に行きましたし、「別冊スクリーン」という洋ピン専門誌（「スクリーン」本体とは全然違う*2）も購読していたほどです。男優では大ベテランのジョン・レスリーをよく見かけましたが、私が好きだったのはジョーイ・シルベラが一番でした。
もちろん私が洋ピンを見るときは男優目的ですから女優さんなんて全然見ちゃいないのですが、トレイシー・ローズ（Traci Lords）はそんな私ですら名前と顔を覚えてしまうほどインパクト（と、当然ながら出演本数の多さ）のある女優さんでした。でも彼女がさらに知名度を増したのは、残念ながら作品そのものの評価というよりも「年齢詐称事件」によるものでしょうね。まだ18歳になる前からポルノに出演していたことがバレてポルノ界を追われた事件です。この事件は当時一般のメディアでも（週刊誌とかね）取り上げられたように思います。
その事件のほとぼりが冷めた後、トレイシーはポルノ以外の一般映画に出演したりもしていたようですが、今はどうしているのかなあ。
なんでまた急に彼女のことを思い出したのかと言うと、今日たまたま自分のCDラックを整理していて見つけちゃったんですよ、買ったことすら忘れてた彼女のCD。1995年に出した「1,000 FIRES」というアルバム（輸入版）です。確かかなり前に岡山の中古CD屋で偶然見つけたんだったと思います。"TRACI LORDS" という名前を見て、「えっ、あのトレイシー・ローズ！？」と驚いたのを覚えています。彼女が音楽をやってたなんて全然知らなかったし、ましてやCDデビューしてることなんて知らなかったので。それで、ほんとに話題性（あくまで自分にとっての）だけで買ったわけです。私は音楽のジャンル分けというのが苦手なので、このアルバムがジャンルで言うと何になるのかは分かりません・・・。
で、このアルバム、けっこうレアものじゃないかとは思うんですけれども、それは単に私が昔を懐かしむためだけの価値であって、世の中的には全然レアでもなんでもないのかも知れませんが、だからこそ日記に書いてみたという次第です。もしも誰かが「トレイシー・ローズ」で検索して来てくれたら無性に嬉しい。（当事の表記は「トレーシー・ローズ」が一般的だったかも？）
