兄貴と過ごす週末

 土曜日の昼間はウツがすごいヤバくて夕方までベッドの上でウンウン唸りながら七転八倒していました。このままではダメだと思ったので、夕方になってからゆるーい感じで菓子パン兄貴に今夜晩御飯を一緒にしましょうとお誘したら幸いにもOKが取れました。夜9時前に堂山で集合という約束をして、その前に銭湯に行ってサッパリしてから出かけました。ごはんは中崎の韓国料理屋「パンチャパンチャ」で。それから堂山のゲイバー「ブレスト」に行って焼酎を飲みながら2時間ほど過ごして帰りました。


 酒の席で私がなかなかスーツを買いに行けない話になって、そしたら兄貴が一緒に買いに行ってくれるということになりまして、こういう好機を逃したらまた先延ばしになってしまうと思ったものですから、さっそく日曜日の午後に北梅田ヨドバシカメラの中の「スーツファクトリー」へ。ジャスコの方が安いのは分かっていたのですが、まず一着買うのには種類やサイズが豊富なところがいいだろうと思ったからです。シャツのサイズ(首周りと袖の長さ)もちゃんと計ってもらいたかったし。サイズが判ったら次回からはそれこそジャスコとかでYシャツは買えますね。スーツはお店の一番安い価格帯の中から、グレー地に薄いピンストライプの入ったものを選びました。あと、シャツとネクタイとベルト。パンツの裾直しの仕上がりは来週の土曜日です。けっこう時間かかるのね・・・。
 スーツファクトリーの帰りにこれまた菓子パン兄貴のお勧めにしたがってスポーツクラブの解約に行きました。いつか行くかもと思って会費を払っていたのですが、やっぱりどう考えても行きそうにないし、たまに泳いだりするくらいなら市営のプールとかに行けばいいわけですから。
 スーツ買物のあと、兄貴と別れてから野田阪神ジャスコにゴミ袋とか風呂掃除用の洗剤とかモロモロのものを買いに行って、ついでにスーツのコーナーを見てみたらやっぱり安い。2着で1万5千円とかですよ。もしも毎日スーツを着るような仕事に就いたら2着目からはやっぱりジャスコですねえ。


 さて、これで求職活動にはずみが付くかどうかです。スーツ買ったことに安心して気が緩んでしまいそうな予感。それでも一歩先に進んだことを喜びたいものです。


 夕食を近所の聖天通り商店街の洋食屋さんで済ませて、さて帰ろうと思ったら財布がありません。「すみません、財布を忘れました。近所なのですぐ取ってきますから」と言うとお店の人はニコニコしながら「大丈夫ですよ」と言ってくれました。実は私はこういう経験は三度目くらいなので、自分の抜け加減に自嘲気味になりながら家に帰って財布を取ってお店に引き返して代金を支払うと、お店の人は「ときどき(財布を忘れる人が)いらっしゃいますから」とまた笑顔で。なるほど。長い間商売をやってるとこういうこともそうそう珍しいことではないのかも。
 それにしてもだ。近所で良かった。今後は外出するときに財布の有無を指差し確認でもすることにしようかな。