「もみの木」

 12月ということで、世の中はすっかりクリスマスムードですね。私は季節イベントにあまり縁が無いと言うか、どうでもいいやと思ってしまう方です。特にクリスマスは子供の頃こそツリーを飾ったりしたものですが、大人になってからはせいぜいケーキを食べるくらいで、家の中をそういう風に飾ったりとかしたことないです。(そんな季節のイベントを楽しめるようじゃないとウツは治らないのかも・・・)


 でも、自分的には一つだけクリスマスにまつわる思い入れがあって、それが「もみの木」という吉田美奈子の曲です。「BELLS」っていうアルバムに入っています。以前にもこのアルバムについては書いたことがあるかも知れません。
 「BELLS」は最初は1986年の発売だったんですが、自主制作盤みたいな形で3000枚限定の発売だったので、その当事は私は入手することができませんでした。ただラジオの番組で曲を聴いて、「いいなー欲しいなー」と思っていたんです。それがなんと、それから16年後の2002年にメジャーレーベルから再発になって、それでようやく入手することができました。長年あこがれ続けていたアルバムだったので、手に取ったときには本当に嬉しくて嬉しくて。
 買ってみて分かったのは、これがクリスマスを意識したアルバムだということ。中でも「もみの木」は私の一番のお気に入りの曲で、冬の苦手な私でさえもこの曲に描かれている「冬」ならいいかも? と思ってしまいます。だからクリスマスシーズンになるとこのアルバムを取り出して聴く機会が増えます。もっともクリスマスじゃなくてもよく聴くんですけどね。私が死んだら追悼の曲はこれにしてもらいたいなあ。

BELLS-Special Edition (CCCD)

BELLS-Special Edition (CCCD)