結婚にまつわる会話

 久しぶりに昼間にお腹が減ったので(よい兆候)吉野家にでも行こうと(トホホ)自転車を出していたら、アパートの階段のところで上の階のおばちゃんと会いました。「こんにちわ」と挨拶だけするつもりだったのがおばちゃんが「お宅さんは一人暮らし? 奥さんは?」と聞いてきたので「いえ、独りもんですよ」と答えたら、「早ぅお嫁さんもらわんと」と言われちゃいました。こうした会話自体はおじさん・おばさんとの交流ではよくあることなので慣れているんですが、ほんの二言三言の会話の中でのことだったのでちょっとビックリしました。やっぱりこういう世代の人にとっては「結婚」の話題ってすごくポピュラーなんですかねえ。
 今後(なんとかウツが快復して)仕事するようになったら何度もする羽目になるであろうこの会話。私の受け答えの持ちパターンは①笑ってごまかす②「甲斐性がないもんで」とごまかす③「僕はゲイなんで」とはっきり言う の三パターンくらいしかないです。このうち③番目はプライベートな知り合い相手でのことで、仕事絡みの場面ではちょっと使いづらいです。でも、逆に言えば仕事での人間関係というのは日常的なお付き合いなわけですから、正直言えばあまりウソとかごまかしは使いたくありませんしねえ。ちなみに今日は自転車を出しながらの軽い会話(立ち話ですらない)だったのでパターン①で済ませました。
 姑息な手としては、嘘には違いないんですが離婚暦があることにして、「もう結婚は懲りました」なんてのもあるし、あるいは「僕はゲイなんで」というのを冗談めかして言うというのもありますが、どれも自分的には後ろめたいものがあって。何かうまい(スマートな)切り返し方というのはないもんでしょうかね。