年の瀬に

 今日はまたまた昨日の反動か、静かにウツ気味に過ごしました。


 夕方にウツ友だちのHから電話がかかってきて少し話し相手をしたのですが、夜遅くになってからまたHから電話がありました。何かなと思ったら、今度はお父さんが亡くなったという知らせがあったんだそうです。
 Hは実家とはものすごく離れたところに住んでいて、いまウツの状態があまり良くない上に経済的に帰省できるだけの余裕がなかったり、そもそも私と同じくご両親との関係が良くなかったりするもので、お通夜にもお葬式にも出ないのだということでした。お父さんはもう長らく病気で入院していらっしゃって、長くないことは以前からわかっていたので、Hは去年の秋に最後のつもりで帰省していたのでした。
 ちょうど私も、来年しなければならない両親の三回忌の法事を遂行するエネルギーが無く、法事はせいぜい姉と私だけの略式で済ませてしまおうと思っていて、それについての謝りの電話を伯母さん・伯父さん達(父のきょうだいさん達。母にはきょうだいがいません)に入れなければならないところなので、Hの話は他人事ではありません。他人事じゃなく、共感しながらHの話を聞くことができたのはHのためにも自分のためにも良かったと思いました。


 いよいよ暮れも押し迫ってきて、「家族」とか「家庭」を持たない私はやっぱりなんだか肩身の狭い思いに襲われます。一人で迎える大晦日というのは初体験ではないのですが、なんとなく人恋しいのも確か。いつも行ってるほか弁屋さんとかが休みになったりするという現実的な理由もあります。明日は堂山にでも繰り出してカウントダウンに参加しようかな。でも、天気が悪そうだしな・・・