子持ちの男性、岐阜家裁に性別変更申し立て!

http://www.rainbownet.jp/cgi/clip4.cgi?Action=FIND&Conf=news.conf&FindKey=2004/12/26
 この申し立てにはすごい意味があると思います。この「男性」(性自認で言えば女性のはずなのにニュースって頑なね)が今も婚姻を継続しているのだとしたら、同性同士の結婚という「矛盾」をどうやって解決するか(しないか)という話にもなりますから。
(以下引用)

2004/12/26(日)
子供がいると性別変更不可能?子持ちの男性、岐阜家裁に性別変更申し立て!

 心と体の性が一致しない性同一性障害と診断された岐阜県羽島市の男性会社員が、24日、男性から女性への戸籍の性別変更を岐阜家裁に申し立てた。

 申し立てている男性は水野淳子さん(43)。2001年に性同一性障害と診断され、2002年に海外で性別適合手術を受け、戸籍上の名前を淳子に変更した。「2人の子供は私をお母さんと呼び、性別変更を望んでいる」と話しており、男性には子供がいる。子供がいる性同一性障害の男性の申し立ては初めて。

 今年7月に施行された性同一性障害特例法では、2人以上の医師が性同一性障害と診断、20歳以上で結婚しておらず子どもがいない、性別適合手術を受けた、を条件に、戸籍の性別変更を認めている。「要件が厳しすぎる」と同法への批判が強い。

 同法は、「親が性別を変更すると子供が混乱する」といった指摘にも配慮し、早期成立を目指して対象者の要件を厳しくした経緯があり、3年をめどに見直すことが付則に盛り込まれている。見直しが求められるのは必至だ。