飲みはじめ

 今日は昼過ぎには起きてお雑煮で朝食兼昼食。午後から先日のフォトメで知り合った人とホテル阪神の前で待ち合わせ、ホテルの1Fにあるカフェ&ベーカリーで1時間半ほどお喋りしました。この彼はいまテニスにハマっているということで、ひとしきりテニス談話で盛り上がりました。私も今年は(暖かくなったら)テニスを継続してやりたいなという意欲が少し湧いてきました。


 今日は飲みはじめをするつもりだったので、夕方になっていったん帰宅してから、飲み屋街がオープンする時間を待って梅田までチャリンコで行き、御堂筋線で難波へ移動して新歌舞伎座裏のゲイバー「あつし」へ。ナンバは夏からご無沙汰でしたがマスターは気持ちよく迎えてくれました。このお店はマスターも話題が豊富だし、客層も比較的年配者が多くて客同士で気楽に会話できる雰囲気なので、一人で行っても間が持つから好きです。あと、セット料金の付き出しのメニューにスパゲティ、焼きうどん、カレーライスなどがあって、晩御飯を兼ねることができるのもいいところ。もっとも正月三が日は特別メニューになっているので、おせち(マスター自作の厚焼き玉子や黒豆、数の子、かまぼこ、田作りなど一通り)とお雑煮*1、お屠蘇(金箔入り日本酒)が付いて、あとドリンク一杯のセットで2500円。マスターやお客さん同士で話をしながら、昨年末の紅白歌合戦のビデオを見たり、1977年の日本レコード大賞のDVD(売ってるんですねー)を見たりして楽しく過ごしました。特にレコード大賞のこの年はジュリー(「勝手にしやがれ」)や百恵(「秋桜」)、淳子(「気まぐれビーナス」)、石川さゆり(「津軽海峡冬景色」)、清水健太郎(「失恋レストラン」)、狩人(「あずさ2号」)、榊原郁恵(「アランドロン+アルパチーノ<あなた」)、高田みづえ(「硝子坂」)、ピンクレディー(「ウォンテッド」)などなど中年オカマのツボを突きまくりの見所満載でございました。


 ビデオ鑑賞を終えてから再び地下鉄で梅田にとって返し、今日の二軒目は堂山の「ZIN-ZIN」へ。ここも二ヶ月ぶりくらいです。さんざん話をして(って言うか、超ハイテンションのお客さんの話の聞き役をして)、たらふく飲んで2時半頃に帰りました。と言ってもここでは焼酎をボトルキープしてあったので、それにビールをプラスしても2800円で済みましたけどね。やっぱりゲイバーって安上がり。助かります〜。
 ちょっと飲み足りない気もしたけど、年の初めから朝帰りもなぁと思ったので飲み初めはこれで打ち止めとしました。


 今日あらためて思ったこと。やはりゲイバー(に限った話ではないかも知れないけど)の醍醐味は他のお客さんとの交流ですね。いろいろ勉強になります。
 それと、自分に性欲が無い状態ではその交流にもいまひとつ「色気」が欠けるのがちょっと寂しい気もしました。楽しく飲んで帰るには、でも変に色気をこくよりこのくらいの方がちょうどいいのかも知れません。

*1:マスターの出身は山口の萩ということで山陰つながりのご縁です。お雑煮は、すまし汁に焼かない丸餅、ニンジン、大根(本当は蕪を使うんだそうです)、みつば、鶏肉。