「Mr.インクレディブル」

 一本目の「カンフーハッスル」のあと、アクションものが続くのはいかがなものかと一瞬迷いましたが観て正解でした。私、「バイオニック・ジェミー」とか「ワンダー・ウーマン」とか(ふるっ!)女性が強いお話大好きですもん。インクレディブルお父ちゃんの活躍はこの際どーでもよいです。CGもすっごい綺麗。ダッシュ(息子)が超速く走るシーンが、「カンフーハッスル」のシンと大家のおばちゃんの競争のシーンとダブって相乗効果。
 家族の愛とか夫婦の愛とかっていうテーマは、ダメな映画で描かれるとてきめんにアレルギーを起こしちゃう私ですが、この映画に関してはほとんど気になりませんでした。あっという間の約2時間で、エンドロールも昔のスパイ・アクションもの風に趣向が凝らしてあってニコニコしながら見ちゃいました。


 ただひとつ。文句言いたいのは日本語タイトル。原題は「THE INCREDIBLES」つまり「インクレディブル一家」じゃないですか! なんで邦題だとお父ちゃんばっかりが主役みたいなタイトルなのさー!