さすがに疲れた商談二日目

 今日は11時始業ということになっていたので朝はゆっくり寝ていれば良かったのですが、そこが睡眠障害の困ったところ。寝付いたのが午前2時くらいだったのに二回ほど中途覚醒を挟んで7時台には目が覚めてしまいました。仕方が無いので起きて朝ごはんを食べて、ちょっと早めに出勤して、今日案内するはずの梅田あたりの道(地下道)を確認がてら散策しました。お客さんが日本で買いたいと言っていた薬があるかどうか探して大丸地下のマツモトキヨシをチェックして、それからヨドバシカメラに行って職場用のプリンタのインクの型番を確認してから職場に向かいました。
 ところが仕事をしていたらお客さんが滞在先のホテルから電話をかけてきて、今日は自分達だけで大阪探索をしてみるから案内はしてくれなくていいよということになりました。多分私たちに気を遣ってくれてのことだと思います。それで予定を変更して、夕方にホテル(マルビル内の第一ホテル)で落ち合ってからうちのオフィスに案内して商談の続きをすることになりました。


 今日はいつもの仕事のほかにバタバタと対応案件が舞い込んだので、あたふたと片付けていたらあっという間に約束の時間に。マルビルまで行ってお客さんと合流して、ふたたびオフィス(つーか「事務所」の方が雰囲気は合ってる)に取って返して、通訳の知人を交えて再び昨日の続きの話をしました。お客さんの商売観やポリシーもだいぶ飲み込めて来ましたが(見習いたいことがいっぱい)、お客さんとの話を通じで自分自身やうちの上司の商売への取り組みの姿勢などを再確認できた気がしました。
 そうなんです。うちみたいな小さな事業所は、ポっと雇われた私でさえサラリーマンと言うよりは商売人のはしくれなんです。齢40にして駆け出しの商売人…昔なら見習いの丁稚奉公みたいなもんですね。覚えるべきことは山のようにあって、でも脳みそと体力はとっくに峠を過ぎていて。自分の非力を実感します。売る商品に興味や愛着があることだけが唯一の私のとりえで、そんなことでこれから先、この商売でちゃんとやっていけるんだろうかという不安が頭を離れません。


 仕事の話を切り上げた後は、堂山のACTⅢ(だっけ?)の2Fにある「わっしょい」という居酒屋で食事会をしました。ここでも話は多岐にわたり、お国柄の違いや将来の展望の話など色々なことを聞かせてもらいました。というのも私はもっぱら通訳頼みで聞き役だったので。英語のヒアリング能力ももっともっと磨きたいなあと思いました。
 食事が済んでから大丸の地下に行ってみたらマツモトキヨシはもう閉店していて、最後の最後にとほほな感じでした。仕方ないのでここで散会となりました。お客さんは明日は神戸方面に行ってみるそうです。その後は最初は東京にも行くという話でしたがそれは取りやめになったようで、金曜日にお国に帰るということでした。
 きっとまた会いましょうねという話をして、阪神の地下のところで別れて私は帰宅しました。内容の濃い二日間でした。

 で、さすがに二日目の夜になるとけっこう疲れが溜まったなあという気がします。何しろ寝てない(寝られない)ですからねえ。
 今夜はこれから睡眠薬を飲んで0時半くらいには寝る予定です。果たして今夜の睡眠やいかに。