お盆休み

昨晩、和歌山から大阪に帰って来ました。15日の月曜までお盆休みです。

研修は相変わらず毎日のように新しい資料を渡され、それだけでもなかなか頭に入らないのに以前に覚えたことはどんどん記憶が薄れていってしまうし、トホホな感じです。でも、実際に職場に配属されたら研修中みたいにいちいち先生に質問したりするわけにもいかなくなるわけで、それを考えると凄いプレッシャーを感じてしまいます。「なるようになるさ」となるべく割り切るようにはしていますが、うつ病患者(という以前にもとから心配性)の私にはなかなか難しいですね。


あ、新しい仕事というのは、実は保険のセールスマン(セールスレディかしら?)なんですよ。某「よ〜く考えよ〜♪ お金は大事だよ〜♪」のCMで有名な外資系生保会社の代理店勤務です。大阪に新しい代理店が開設されたので(今はまだ仮営業中)、そのお店の第一期生として9月から配属の予定です。もちろん新人だけじゃなくて経験者も一人くらいはお手伝いに来てくださるらしいのですが、それでも不安は一杯。一人前になるまでに果たして何年かかることやら。それまでに一体どれだけの失敗を繰り返すことになるのか、先のことを考えると思いやられます。


研修先の和歌山での生活は、宿舎になっているウィークリーマンションと研修所の往復だけで、宿の近所にはスーパーとかがないし、予算の関係もあるので一日三食のほとんどはコンビニで調達しています。夕方研修が終わって宿に帰ると別に何もすることがあるわけでもないので一応その日の復習はしますが、やはり集中力が持続しないのであまり効果がありません。「超記憶術」とかマスターしておけばよかった。どうすればうまく学習できるのか分からなくて、時々途方に暮れながら日々過ぎていきます。


体調の方はなんとかキープしています。でも朝は辛いです。起きるには起きられるのですが、なかなか身体が動かなくて。ずいぶん長い間好きなだけ寝る生活を続けていたので、今の私が「十分に寝た!」という実感が湧くためには睡眠時間は9時間は必要な身体になってしまっています。研修が終わって職場に配属されたら朝7時には起きないといけなくなるんですが、そんな生活に果たして適応できるんだろうかということも不安要素の一つ。


ほかにも不安なことはあります。実家の処分の問題です。

私の実家は、建物は私の「財産」なのですが、土地は借地です。家が残っている限りは毎年借地料を払い続けていかなければなりません。家そのものはもう古くて、一部は築50年以上も経っていて、屋根が壊れて雨漏りがしたりしています。売りに出して売れる物件でもないので、早く取り壊して土地を地主さんに返してしまいたいんですけど、でも今の私にはその取り壊しのためのお金がありません。借金をするわけにもいかず…というのが今でも結構な額の借金があるので、これ以上借りたら返済能力を上回ってしまうからです。だから一度島根に帰って、地主さんとその辺のところを相談しないといけないのですが、今の私にはその相談をする心の余裕がありません。今年中にはなんとかしなければとは思うのですけど。


そんな、不安ばかりの毎日です。
でも、仕事が無いことの不安よりはずっとマシだと思って、仕事があるだけ有難いと思って努力を続けていかなくちゃいけませんよね。


実家への帰省は、今年はやめることにしました。和歌山と大阪の往復に加えて、島根への往復をしてしまうと本当に身体も心も休まる暇がなくなってしまうので、とても耐えられないと思ったからです。実家の近くに住んでいる姉に電話をして、お盆の手配は頼んでしまいました。墓参りに行けないのは両親やお祖母ちゃんに申し訳ないとは思うけど、今年だけは勘弁してねと大阪で手を合わせてせめてもの供養にするつもりです。


お盆の間、大阪では特にすることもないので、一日くらいは堂山に飲みに行くかも知れないけども、あとは部屋でノンビリ過ごすだけですね。特に行きたいところもないし、人混みに出かけていきたくないということもあるし。同居人は特にお盆休みというのがなくて普通に土日の休みだけなので、二人でゴロゴロして終わるお盆になりそうです。


そう言えば来週末はAGP関西の「ゲイである自分を語る会」だったかな?
それにはなんとか時間の都合をつけて出てみたいと思っています。