サンボマスターは日本のニュー・ラディカルズ(ていうかグレッグ・アレキサンダー)である

 アーティストを評するのに他のアーティストを引き合いに出すのは、とても失礼なことなんじゃないかと思いつつ、適当なタイトルが思いつかなかったのでとりあえずこれで。

 今回の和歌山行き/大阪帰りの電車の中ではずっと「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」を聞き続けていました。私はもともとそんなに音楽に詳しいわけではないし、どちらかと言うと邦楽はあまり好きじゃないんです。そんな私でもハマる邦楽とうのも時々あって、この前(もう二年くらい前だな)ハマったのはケツメイシでした。サンボマスターはそれ以来の、久々に私の心の中のナニカにズドンと来たバンドでありました。


 で、CDを聴きながら思ったんですけどね。
 サンボマスターの持つ雰囲気、彼らが私の中に呼び起こす感覚は、ニュー・ラディカルズのそれに似ているなあと。
 ニュー・ラディカルズはアルバム一枚を発表した後で解散してしまって、中心メンバー(つーかほとんどこの人一人でバンドをやっていた)のグレッグ・アレキサンダーは音楽活動はしているようなのですが自分のアルバムなどは発表していません。だからこのバンドの曲がすごく好きだった私はずっと寂しい思いをしていたんです。その寂しさをサンボマスターは埋めてくれているような気がするんです。まだ「世界は〜」のシングルしか買ってないけど、次のお給料をもらったらアルバムを買ってみようかなと思っています。

 

世界はそれを愛と呼ぶんだぜ

世界はそれを愛と呼ぶんだぜ