私が生活保護を後回しにしている理由

 昨日の日記のコメントについて、お返事をこちらで書かせていただきます。


 私が生活保護に踏み切れないで入るのは、主に二つの理由があります。
 まずは、生活保護の手続きに伴う精神的苦痛(生活状況を調べられたり、役人相手に泣き落とし覚悟で要求を通したり)が怖いということが一つ。
 もう一つは、生活保護の身の上になったが最後、今度こそウツから抜け出せなくなるかもしれないという恐怖です。


 そもそも私のウツの原因は、無職時代に抱いていた「就職できないかも」とか「自分に社会復帰ができるのか?」という不安でした。
 今はその不安が、「この仕事でちゃんとやっていけるのか?」に変わったというだけです。実際にはまだ本格的には動き出していない今の仕事の、その「今後」を考えることが私にとっての今の不安です。要するに、実体の無い妄想に取り付かれて怯えているだけなんです。
 だから、もしも…もしも、今の仕事をなんとか続けていくことができたら、私の不安の原因は消えることになります。
 逆に、いま仮に生活保護を申請してそれが受理されたとしたら、私の「いつか社会復帰できるんだろうか?」という不安はより増してしまうことになるでしょう。今後何のキャリアもなく歳を重ねていけばいくほど再就職は難しくなります。それを考えると、今のこのチャンスを生かす方向でとりあえず歩き出してみることの方が現実的だろうと私には思えるんです。


 この日記に私がウツの辛さを書き連ねるのは、(メンクリ以外には)それしか心情を吐き出す場所がなくて、ここに書くことによって乗り切ろうとしているからに他なりません。だから読んで下さっている皆さんには私の弱りきった面ばかりが見えてしまうのでしょう。ご心配をおかけしているのを心苦しく思うこともあります。でも、元気な(と言うか、正確に言えば「それほど弱っていない」かな)私というのも確かに存在していて、日々その間で揺れ動いている状態なんです。