雇い止めに関する抗議Faxのお願い

 このブログをお読み頂いている皆様へ

 僕の長年の友人「つばき」ちゃんこと大椿裕子さんが、職場で「雇い止め」の危機に直面しています。 非正規雇用労働者の「働く権利」を守るために、僕も微力ながら協力したいと思います。

 つばきちゃんからのメッセージを転載しますので、できましたら抗議のFAX、およびお知り合いにもお知らせ願えませんでしょうか。
 長文ですがお読みください。

 関西学院大学 障がい学生支援コーディネーター 雇い止めに関する抗議Faxのお願い』

私は、大椿裕子(おおつばきゆうこ)と申します。
現在、兵庫県西宮市にある関西学院大学で障がいのある学生たちの学習環境を保障する、障がい学生支援コーディネーターとして働いています。

関西学院大学では、2006年度4月より障がいのある学生の支援を行う専門部署・『キャンパス自立支援課』を設置し、その業務に携わる専従スタッフとして、2人の障がい学生支援コーディネーターを採用しました。私はその一人として立ち上げより働いてきました。ここ数年「障がい学生支援に対して非常に熱心な大学」という評価を外部の方々から頂く機会が多くなり、この仕事に誇りとやりがいを感じながら取り組んできました。

しかし、私達は、1年ごとの更新で最長4年までという『期限付契約職員』として働いてきました。今年度で4年目を迎えた私達は、2010月3月末をもって雇い止めとなります。

障がい学生支援コーディネーターという職種をあらかじめ有期雇用とすることに、かねてより疑問を抱いていた私は、大阪教育合同労働組合に加入し、継続雇用を求め2009年3月より大学側と団体交渉を行ってきましたが、9月上旬に大学側から一方的に団交打ち切りを言い渡されました。現在、不当労働行為救済申立を行い調査中ですが、そんな中、12月7日(月)、障がい学生支援コーディネーター新規募集の公募が出されました。(http://www.kwansei.ac.jp/Contents?cnid=6642)このまま次期コーディネーターの採用が決まれば、私達は雇い止めとなります。

【なぜ、私が継続雇用を求めるのか?その理由は、以下の通りです。】
1)障がいのある学生の学習環境を保障し、安定的な支援を行う為には、専門性と実績をもつコーディネーターが、長期的に関わり続けることが有効かつ必要であると考える。

2)支援に携わる者の雇用環境が不安定であれば、障がいのある学生が必要とする支援体制も不安定な状況に陥りやすい。

3)「まず契約ありき」ではなく、現場の必要性に応じた人事を行う必要性がある。現場を知り、現場の声に耳を傾けることが必要。当事者(障がいのある学生)の問題を当事者抜きで決めてはならない。

4)期限付契約職員が契約終了後、嘱託職員に立場を変え同じ業務に携わっているケースは既にいくつもある。にもかかわらず、障がい学生支援コーディネーターにはそれが認められないのは不当である。

5)全国にいる障がい学生支援コーディネーターのほとんどが有期雇用の非正規職員として働いている。この問題を解決するためには、継続雇用を勝ち取るための運動が必要である。

6)全国の大学現場で横行している「有期雇用」「雇い止め」に反対する。


この思いにご賛同いただける方は、現在行われている『キャンパス自立支援課コーディネーター』の公募を即刻中止させる為、下記のFax番号に抗議Faxをお送りください。ひと言でもかまいません、皆さんの思いを書き込んでFaxしてください。1枚に思いが収まりきらない場合は、別紙に書いていただいても結構です。また皆様方から、多くの方々に呼びかけていただければ幸いです。
皆さんの1枚のFaxが、私達の雇用環境を守る力となるだけではなく、障がいのある学生達の安定した学習環境の継続につながります。ご協力、なにとぞよろしくお願い致します。

【抗議Fax送信先
関西学院大学
 総務部人事課 Fax番号:0798-51-0428

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関西学院大学 非正規職員雇い止め問題に関する詳細は、大阪教育合同労働組合HPでご確認ください。
大阪教育合同労働組合HP⇒ http://www.ewaosaka.org/jp/index.html
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上記メッセージご賛同頂ける方は、皆さんのメールアドレスに、抗議用Faxのフォームを送らせて頂きますので、一度ご連絡頂けると助かります。

ご協力よろしくお願いします。

大椿 裕子

 僕からも、皆さんのご協力よろしくお願いします。
 このブログに、メールアドレス(PC)入りのコメントを下されば、僕から抗議用フォームをお送りします。
 (そのコメントは非表示設定にします。外部にメアドを漏らすようなことは決していたしません。)