トルコ料理「イスタンブール ハネダン」 @大阪市福島区福島

belly dance

 
 新年早々「金がない、金がない」とボヤく僕に呆れたのかw、友達がランチを奢ってくれることになりました(^O^)

 「何にする?」と訊かれたので、以前から気になっていてまだ行けてなかった福島のトルコ料理店「イスタンブール ハネダン」に行ってみることにしました。
 なんたってトルコ料理は『世界三大宮廷料理』の一つですからね!


 お店の前(街頭)に置いてあるランチメニューを見ると、800円台〜1600円台までで6種類もあるんです。へえ、エスニック料理にしては安いなぁ…と思いながらビルの階段を上って2Fの店内へ。

 「いらっしゃいませ〜♪」とニコニコしながら出迎えてくれたのは、多分トルコの方なのかな? 中近東な顔立ちの、エキゾチック・ハンサム男性^^
 幸いまだ席は空いていたので、二人で四人がけのテーブルに座りました。
 すぐにさっきのボーイさんがメニューを持って来てくれて、さて、どれにしようかな?


 トルコ料理と言うとケバブくらいしか知らなかったんですけど、ケバブはもちろん、トルコ風春巻き、トルコ風ハンバーグなど色々あるんですね。
 僕は友達の「正月なんやから、豪華なの食べえや」というお言葉に甘えて、一番高い…のは控えて(小市民なんですー)、その次に高い1300円くらいのランチメニュー(レンズ豆のスープ、前菜、ケバブの盛り合わせ、お米のプディング、ドリンク)を。
 友達は、トルコ風ハンバーグのランチ(レンズ豆のスープ、トルコ風ハンバーグ、トルコ風ピラフとパン、ドリンク)を。
 食後のドリンクは、僕は「トルコ風チャイ」を、友達はアイスコーヒーを選びました。
 あと、友達がトルコのビールを頼んでくれたので、それを二人で分けっこしました。


 まずはビールで乾杯!…しようとグラスに瓶ビールを注いだら、もんの凄く泡が出るんですー。ちゃんと冷えてるんですよ。グラスを傾けてゆっくり注いだのに、泡9:ビール1くらいの比率になっちゃいましたw
 ビールの味は、僕がわりと好きな味です。
 ドライじゃないんです。コクと、少々の甘みがあり、マイルドな口当たり。僕は「アラビク」さんとこで箕面地ビールを時々飲むのですが、その「バイツェン」に似てました。


 料理は、まずすぐに出てきたのが「レンズ豆のスープ」。煮込んだ豆を裏ごししたもののようです。僕は豆も大好きなので、じっくり味わいました。塩・胡椒を基本として、あとは何種類かのハーブの香りがしました。(僕はハーブは詳しくないので、具体的に何が入っていたかは判りません。)
 しっかりと豆の味がして、塩辛くもピリ辛くもなく、美味しかったです^^

 スープを食べている間に、友達の「パン」が登場。見た目も味も、パンと言うより「ナン」でした。表面に胡麻がまぶしてあって、焼きたてなのでしょう、レンズ状に膨らんでいます。それを手でちぎろうとしたら、中から思いのほか熱い蒸気が出て来て「アチチチ!」w
 なんとか一切れちぎって、スプーンですくい取れなかったスープをそれで拭って食べました。モッチリした食感で、これもウマウマー♪


 さて、次は僕の「前菜」。これは野菜をオリーブオイルでソテーしたものの三種盛りでした。ナス&トマト、ほうれん草&小エビ、さやいんげん
 これもあっさりした味付けで、野菜の味がよく分かります。スープに続いてとりあえず野菜が出て来るというのは嬉しいですねー。


 二人でそれを食べていると、今度は友達の「トルコ風ハンバーグ」が登場。なんとか一口で頬ばれそうな大きさのハンバーグが、確か5個だったかな?マッシュポテトの上に乗っています。お皿の半分はグリーンサラダ。サラダは普通にサラダでしたw
 ハンバーグは、見た目はふっくらとしているのですが、友達がフォークで二つに切ろうとしたら弾力が強くて切れません。で、フォークとナイフで切ってました。僕も半分もらって食べてみると、どうやらラム肉のようです。でも全然臭みはありません(これもハーブは使ってあると思いますが)。
 いまどきの洋食屋の「フワフワ」なハンバーグと違って、しっかりとした歯ごたえがあって、「ああ、肉を食ってる!」という感触です。多分脂肪分が少ないからでしょうか、しつこさもありません。美味しかったです。


 次に僕のメイン「ケバブ盛り合わせ」。
 皿の半分がグリーンサラダなのは同じで、あとは「トルコ風ハンバーグ」が一個(マッシュポテトつき)と、鶏肉をグリルしたようなもの(一口サイズ)が二つと、プリンくらいの大きさの型に固めた「トルコ風ピラフ」。
 ハンバーグは友達のものと同じです。鶏肉は、表面がラー油をかけたようにオレンジ色になっていたので「あー、やっぱり辛い料理もあるんだ」と思って食べてみたら、全然辛くありません。どうやらパプリカかなんかの色のようです。
 これもそんなに濃い味付けではなくて、見た目よりアッサリしていました。僕にはその方が嬉しいです。


 ピラフは、食べてみると単にあっさり塩味。これも辛くありません。お米はタイ米ではなく日本米でした。
 ただ、そのお米に何やら茶色いものが点々と混じっていたので、お店の人に「これは何ですか?」と訊いたら、「それはトルコのパスタを小さく切ったものです」って。へえ〜。トルコにもパスタはあるんだー。
 でも同じ地中海でイタリアに繋がっている訳ですから、当然と言えば当然でしょうか。


 メインディッシュを食べ終えると、友達にはアイスコーヒーが、僕にはデザートの「お米のプディング」が出てきました。アイスコーヒーは普通にアイスコーヒー。プディングは、陶器の器に入っていて表面に焦がした色が付いていたので、もしかして暖かいのかな…と思って触ってみたら、ちゃんと冷やしてありました。
 スプーンでその焦げた表面を切ってみると、中は白いクリーム状になっています。食べてみるととても甘い。砂糖の甘さです。でも、これも乳製品のプディングではなくお米のプディングなので(少しですがお米のつぶが入ってました)、甘さのわりにはあっさりしていて、楽勝で完食できました。


 プディングを食べている間に僕のドリンク「トルコ風チャイ」が出て来ました。オーダーしたときに友達と「トルコのチャイってどんなんだろうね?」「チャイはチャイやん。インドとかのと同じのんちゃうの?」といった話をしていたんですけど、出てきたものは「ストレートの紅茶(若干ウーロン茶っぽい?)」でした。それとは別の器で砂糖とクリームが出されて、どうやら「トルコ風チャイ」とは「自分の好みの味付けにできるお茶」みたいです。

 僕は甘いプディングを食べた後だったので、そのままストレートで頂きました。甘いお茶だったら、ちょっと「ウヘッ」っとなってたかも知れません。


 という感じで、お値段の割には豪華で美味しく、僕が苦手な(本当は好きなんだけど食べたら滝汗をかいてしまう)唐辛子を使っていない料理ばかりだったので、大満足でした^^
 ちなみに、一番高い1600円くらいのランチは更に品数が多く、写真で見る限りでは「これってディナーのコースとちゃうん?」っていうくらいのものでしたよ。


 帰り際に、店外のメニューでディナーの値段を見てみたら、一皿千円前後の料理が多かったです。恐らくこれは中華料理のように大勢で行ってシェアするのがちょうどいいんでしょう。
 金・土の19:30〜はノーチャージでベリーダンスのショウが見られるらしいです。で、そのことを僕の友達でベリーダンスの教室に通っている子(女性)に話したら、「そのお店はあたしの先生も出演しているのよ」ということでした。
 あらら、それならいつか見てみたい…でもディナーはちょっと高いから自腹では行けないや(^_^;

 トルコ料理イスタンブール ハネダン」
  ・大阪市福島区福島7-22-17 BRAVIビル2F
    (JR環状線福島駅より北へ徒歩約5分)
  ・ランチタイム 11:30〜15:00
  ・ディナータイム 17:30〜23:00(LO.22:00)
  ・年中無休
  ・TEL&FAX 06-6345-7004
  ・HP http://www.istanbulhanedan.com/