『もう一人の自分』に助けられる

ジーン・マハスマットさん(タイのミュ

 
 下の記事を書いたのが、今日の未明です。
 その後なんとか眠れて、朝も這うようにして起きたのですが、午後になってからどんどんシンドくなってきて、何も手に付かない状態にまでなりました。


 すると、その「シンドイ」状態の合間に、まるでスポットCMが流れるように「もう一人の自分」が現れました。
 「辛いからって、朝からロクな食事してないやん? シンドいのは多分血糖値が下がってるからだよ。何か食べなさい。」


 そんな「話しかけ」が何回か断続的にあって、僕も「あー、そういうこと?」と思い始め、とりあえず手元に『たまたま』あった板チョコ(普段はお菓子類なんてまず買わないのに!)を食べました。
 その後しばらくすると、胸を締め付けていた重苦しいモノがスゥ〜っと軽くなっていきました。


 前に書いたかどうか忘れましたが、僕はウツになってから『空腹中枢』もちょっと壊れ気味で、ウツの波の中にいるときは空腹を空腹と感じず、ただ「苦しい」とだけ感じてしまうことがよくあるんですよ。その結果、余計にシンドくなって更に動けなくなり、ますます苦しくなるという悪循環に陥る。


 でも今回はその「もう一人の自分」(身体の斜め上のちょっと離れたところから自分を見下ろしている感じ)がその悪循環を断ち切ってくれました。不思議ですけど、その「もう一人の自分」に救われたのはこれで二回目です。まだどういうタイミングで出現するのかは不明。意識的にこれができるようになるといいな…。
 まだ今はちょっと重苦しい感じがしますが、今回はもうこれ以上は落ちないな、という確信があります。
 

 亡くなった人たちのことを淋しく切なく思うのは、残されたものの使命。
 それを抱えたまま生きていくことが「愛」なんじゃないかな。
 今度また同じような落ち方をしたら、今日の経験を思い出してみなさい⇒自分。