酷寒、火事、やれやれ。

 通夜の明け方は消防車のサイレンで目覚めた。同じ町内(と言っても2キロくらい離れてるけど)で火事があって、後のニュースでわかったんだけど10軒以上焼けたらしい。折りしも昨日に続いての記録的な寒さと強風の中、たまらんわなあ。いつもなら火事見物に出かけるところだけどあまりの寒さで諦めた。夜が明けると昨日よりは風も弱まって風向きも西よりに変わったので、昨日よりは寒くないことをひたすら祈る。

 11時に出棺。斎場で仕出し弁当を食べて、お骨を拾って、1時過ぎに帰宅。葬儀はお寺さんの都合で4時半からと間が開くので、年寄り連中は従姉妹ん家で休んでもらって、ストーブを焚いた祭壇の前でボーっと過ごす。途中で従兄弟のSちゃん(「ちゃん」っても僕より8つくらい年上かな)が合流。このSちゃんが従兄弟達の中でも一番親しいし、男前なの。むひひ。久しぶりにゆっくり話をした。

 葬式が始まる前の20分くらい&一般の焼香客が帰る20分間くらいを家の外の寒風吹きさらす中でお出迎え&お見送り。骨まで冷えた。
 葬儀の後、少し間を置いて初七日の法事をしてもらう。知らなかったけど、葬式の時に一緒に初七日をやってしまうのはこの辺では割と一般的みたい。だから49日までは法事は何も無いのだ。楽だあー!!

 法事が済んで、仕上げの弁当とお味噌汁を頂いて(値段がいくらのコースか確認してないけど、うまかった!)、7時前には全てが終了。ちょっとした不手際は色々あったけど、まぁなんとか終わったってところかなあ。町内会で必要なことはほとんどやってもらえたし、従姉妹ん家もSちゃん家も一昨年に葬式を出してるし、義兄(姉の夫)も町内の葬式が続いた後だったりして、みんな葬式については馴れてたので色々と教えてもらえて助かった。
 とは言え、「葬式」なんかしないのが一番楽。僕の時はお寺さん無しで焼いて散骨してもらったらいいやと思った。とは言え、そんなの親戚が納得しないから、今のうちにウルサ方には僕の意思を直接伝えておかないと、僕が死んだとき一応喪主になる姉に迷惑がかかるだろう。

 寝る前に香典帳のチェック。
 そしたら、父の兄(のうちの一人)からの香典・・・・15万円!!!!
 えー、ウソでしょー? マジ?
 いくら兄弟だからって、一般ピーの葬式で誰がそんな高額な香典包むよ!?
 ちょっとビックリした。