ヴァーチャル汗と指輪物語。

shigeri2003-04-11

 朝から教習所。午前中に学科を2時間受けて、午後から模擬(シミュレータ)で運転操作を2時間。その間が3時間ほど開くのでハローワークに職探し活動(の実績作り)に行く。
 今日もまた学科も模擬運転もマンツーマン。いま学校に在籍してる生徒は10人弱くらいいるみたいだけど、僕以外はみんな第2段階。ってことは、このまま順調に行けば卒業するまではずっとマンツーマンかしらん(笑) ただし、今日のセンセもいまひとつ。ガックリ。

 それはともかく、模擬運転って「これで練習になるの?」って感じ。実車を知らないから、この機械の感覚がどのくらい「現実」と一致してるかいまひとつ信用できなくて。とりあえず結構デリケートで3回くらいエンストするし。終った後は手に汗握るどころか顔も背中も汗グッショリー。
 先生に「感覚はぜんぜん掴めませんでしたぁ」って言ったら、「やはり実車で経験積むしかないですね」だって。それなら何のためのシミュレーターなのよ!


 ともかく今日の教習が終って、送迎車で出雲市駅まで送ってもらってJRで松江に移動。今夜はレイトショウで『ロード・オブ・ザ・リング』を観るのだ。レイトだと1200円で済むわけだけど、電車の最終に間に合わなくなるので松江駅からちょっと離れた安めのビジネスホテルを予約する。「松江シティホテル(本館)」はネット予約だと4500円。しかも!このホテルには「シングル二人利用プラン」っていうのがあって、シングルルームに2人で泊まると(予備寝具でなく、2人同じベッドに寝るということ)一人4000円になるのだ。一室予約しておけば、万が一「お持ち帰り」ということになってもOKなわけ。
 つまり、今後いつか松江で飲み屋デビューするときに備えての下見を兼ねての今回の利用なのね(笑)

 設備については値段なりで、部屋は狭いしそんなに綺麗でもないけど、風呂のお湯が温泉(大橋川の北側エリアだから、松江温泉)っていうのはポイント高いかな。
 逆に、門限が2時っていうのが、ちょっとネック? 予約の段階では知らなかった。その点は失敗した。


 さて、ホテルにチェックインしていったん外出し、近所の居酒屋で晩飯。「伊呂波」っていう焼き鳥とか鶏飯が名物のお店に初めて入ってセットメニューを注文してみた。うーん、値段の割にいまひとつかな。まずくはないけどね・・・。
 それからスウィング(レコード屋)で「安来のおじ」とロビー・ウィリアムズのCDを買って、ホテルに戻って風呂に入って出かける準備をしてたら、鳥取市でカミングアウトして活動してるMtFのTSの人のドキュメンタリーをNHKでやってたので最後まで見る。

 番組自体はすごい好意的で、それはいい。けど、TSを完全に「障害」「生まれ持っての病気」という視点でしか見てなかった。原因も、胎内でのホルモン異常→脳の女性化(MtFの場合)と断定していたので、複雑な気持ち。法律そのほかの制度を変えるのには世論を動かすことが必要で、そのためには「障害」「先天的」がとても効果的なのは分かるけど・・・
 「楽しんで」「好きで」やってる「変態」の話は、入り込む余地の無い感じだよね。


 番組を見終わってからサティまで歩いて、映画館の前でPちゃんと合流して映画を見る。感想は「長い!」(苦笑) 第二部の『二つの塔』は原作でもダルい(僕には)部分だから仕方ないのかなー。緊張/不安なシーンばかりでワクワクするようなシーンが無いもんな。唯一の救いのエントの登場の場面も、原作からかなり離れて省略されてるし。(時間の都合と思われる)
 早く第三部を観て物語的にスッキリしなくちゃ。

 その後は、Pちゃんが車で来てたので一緒にガストに行って(時間が遅かったからほかにあまり開いてなくて)、1時間ほど喋ってからホテルまで送ってもらった。もうちょっと話せると良かったけど、門限だったので仕方ないね。遅くなるのが分かってるときは、次からは門限のないとこにしなくちゃ。
 で、すぐさまベッドに潜り込んでバタンキュー。朝からテキパキ動いた一日だった。


 本日の写真: 松江大橋たもとの夜桜。ライトアップされて綺麗だったー。