一度にひとつ。

　昨晩はＤＶＤ観ながらいつの間に寝ちゃった。だもんで日記は一日休み。「Tales of the City」。昼メロみたいな展開に思わずビックリ！　そのうち紹介がてら感想書くねえ。

　教習所はいよいよ第一段階・技能講習の「みきわめ」が近づいてきた。学科試験前の効果測定（模擬試験）も楽勝で合格。あとは実技の検定を受けるだけ。だけどもここにきて明らかになってきた問題が。

　エンストすることはまずない。セカンド発進だって楽々。
　Ｓ字もクランクも、脱輪／接触しないで通れるようになった。
　坂道発進も大丈夫。
　だけどこういうのは全部、途中でギアチェンジ操作をしなくていい動作なわけ。スピードも遅いか、止まってる状態から動き出すとき。そうじゃなくて、二つ以上の操作を同時に行わないといけない時は、どうもうまくいかない。つーかイッパイイッパイ。たとえばスピードが出てる状態でカーブに入っていく前に「ブレーキをかける→クラッチを踏んで→ギヤを３ｒｄから２ｎｄに→曲がる」という同時／連続操作でもう許容量の限度。でもかろうじてできるからまだいい。

　問題は、ただのカーブじゃなくて交差点などで右左折する時ね。
　上記の操作に加えて、「安全確認→方向指示器を出して→目視確認（特に左折時の巻き込み確認）」をしないといけないわけだけど、前述の段階でコップは溢れかけてるから、どうしてもこの確認動作がこぼれちゃう。
　逆に確認動作に意識が向くと、上述の操作が間に合わなくなって、スピートが落ちきらなかったり（大回りになる）、曲がる前に止まってしまったり。

　今日はそこんとこだけ重点的に練習したけど、何度やっても同じミスになっちゃうんだよなあ。教官に「どうしたもんでしょうねえ」って相談しても、「うーん」って唸られるし。昔から、自分が一度に一つのことしかできないタイプの人間だとは思ってたけど、やっぱりなあって感じ。
　マルチタスクな人間になろうと思ってなれるわけでもないから、あるいは、脳のクロックが急に速くなるわけでもないから、要は練習するしかないってことかしらん。練習して運転操作が余裕を持ってできるようになれば、確認動作だって徐々にできるようになる・・・筈。

　補習代、いくらかかるかしら。でも仕方ない。まぐれで検定に合格して路上に出たりしようもんなら、人を轢き殺しかねんもんね（苦笑）

　それにしても、免許取るのが今で良かったかなって少し思った。だってウワサに聞く昔の教習所の教官なら、こんな生徒なんてボロクソに言うんじゃないかな？って思うから。自分で自分に腹が立つようなときに更に教官から酷い言われ様をしたら、人間としての尊厳に関わるんちゃうやろか。
　今の教官はね、全然。みんな指摘すべきところはするけど、「頑張りましょう、ね？」って優しく励ましてくれる。あぁいい時代だわーって思えるのがせめてもの救いかな。

　話変わって、今日は友人から相談（？）な電話があった。ここでも色々なことが変わろうとしている・・・と言うより彼は自ら変化の道を選んだんだ。凄いな。
　なんてひとごとじゃなくて、僕も早かれ遅かれ選ばなくちゃいけないんだよね。

　明日から雨らしい。教習中の集中力が保てるようにさっさとオナニーして早く寝ようっと。

　本日の撮り置き写真：　先日のキワノの断面。