バックトゥーザ日常&フラッシュバック&再びジャンプ。


 朝からいい天気! 洗濯して、部屋の掃除を(少しだけ)して、買い出しと昼寝とご飯で一日が終る。あーダメだこんなんじゃ。渡米まですることが色々あるのに・・・

 夜遅く、NHKの「視点・論点」で、痴呆老人の徘徊死のことを取り上げてた。他に見る番組もなくBGM的に見てたんだけど、そしたら、従姉妹から聞いた話を思い出した。母がボケてたけどまだ身体が動いてたときに自転車で木次の方まで行っちゃって保護されて帰ってきたことがあるって話。
 父はそんなこと全然話してくれなかった。80も近くて腰痛持ちだった母がそんなに遠くまで(高校生の時、木次の友達の家まで自転車で行ったことがある。1時間くらいかかった)一人で行っちゃったこと、そして恐らく本人もパニックだったであろうこと。今でも取り外してない家の鍵・・・ドアや戸の内側じゃなくて外側に付いてる鍵。何度かの徘徊があってから、母が外に出ないように父が取り付けた鍵。父の留守中に外に出ようとした母が、開かないもんだから内側からドンドン叩いて、そのせいで今や開閉がキツくなってしまったドア・・・・なんかを考えてたら胸の奥から冷たいものが湧き上がってくる。

 もう済んだこと。済んだこと。済んだこと。
 でもほんとにそれでいいんかな? わかんない。
 逃げるか?それもよし。このまま一人で考えていたってロクなことになんないし。


 というわけでまた軽く非日常に飛び込んで来よう。しばし。