海産三昧

shigeri2003-06-04

 しっかり朝寝。ラブホのチェックアウトは12時だったけど(それで一泊5千円台ってのは格安だよね!)さすがに腹が減ったので11時前には出発。軽く観光ということで鞆の浦に連れて行ってもらった。まずは腹ごしらえってことで、仙酔島への渡船乗り場の近くの和食の店(名前わすれた。シーサイドホテルの隣)で鯛めしと天ぷらの定食を食べた。鯛のアラの澄まし汁がメチャうまかった! アラ汁は大好物なんですワ。
 お店は繁盛してて、ちょうどお昼どきってこともあって観光あるいはビジネスな昼食っぽい客で僕らが入ってすぐ後からは席が空くのを待つ人が絶えないほど。だからって天狗になってるのか、注文した料理がなかなか出て来なくてクレームをつけたお客さん(明らかに店員が忘れてたっぽい)に対する対応がすごくいい加減だったのはムカツいた(-_-;

 食後はすぐ近くの福禅寺・対潮楼に上がって、窓辺から鞆の景色を眺めた。ここは江戸時代の朝鮮通信使の宿所として使われた建物ということで、何百年も昔の瀬戸内の景色は今より格段に美しかったんだろうなぁと想いを馳せてみたりして。
 対潮楼そのものは観光客がそんなに訪れてる風もなく(古い港町の山の手ならではの狭い路地を入ったところだから観光バスでは無理)、建物の上がり口で呼び鈴を鳴らすと管理人であろう和尚さんが奥から出てきて入り口を開けてくれて、見学料200円を払ったら後は勝手に見てくださいって感じでチョーゆったりできる。日当たりと景色の良い畳敷きの広い部屋にゴロンと寝転ぶこともできるし、文庫本と座布団あるいは枕でも持ち込んで、半日くらい何もせずに過ごすのにピッタリ。そう言えば、一昨年泊まらせてもらった尾道の某民家と雰囲気もロケーションもそっくり。


 さて、陽の沈む前に出雲に帰り着きたかったので2時にはヲトコ(と呼び捨ても失礼か。一応イニシャルで、Kさん)と別れて福山を出発した。福山市街地を抜けるまではそれなりの交通量と信号の多さでモタモタしたものの、その後は来たときと同じく順調。東城とおろちループの道の駅でそれぞれ休憩して、ガレージにたどり着いたのが6時。僕の安全運転でも4時間あれば高速無しで福山まで行けるんだなあ。
 ちなみに帰り道で給油して我がデミ男君の燃費を計算したら、約16㎞/Lという驚きの結果が。そりゃ、街乗りよりも郊外での走行が多いとは言え、なかなか優秀じゃありませんかい?


 そんで従姉妹ん家に行ったら、今夜の夕飯は魚づくし。美保関に住んでる従姉妹の妹(僕にとってはやっぱり従姉妹)が、今朝港で揚がったアゴ(トビウオ)とイワシとカワハギを持ってきてくれたんだって。昼飯も魚だったのに・・・・なんて文句言うわけないじゃん! アゴイワシの刺身&イワシのアラ汁(味噌)。もちろんアラ汁には木の芽を浮かべて、刺身にはネギを散らしてワサビじゃなくて生姜で。新鮮だから臭みなんて全然無いんだよ。んんー、うまい。最高(^_^)
 こうなると、僕も魚のさばき方を教わっておこうかなって気になる。スーパーの切り身魚じゃやっぱり鮮度に限界があるもんね。とりあえず切れの良い出刃包丁と砥石を買っておこうっと。


 本日の一枚: っつーか、せっかくの旅なのにカメラ忘れた。バカ(^_^; てなわけで撮り置き画像は稲佐浜で見つけた花。名前がわかんないから知ってたら教えて下さい。