秘密の写真

shigeri2003-08-14

 燃えるゴミの日だったので早起き(8時。十分早起きなの!)してゴミ出し。9時前におじさん(父の兄)が来る。その後一緒に歩いて墓参りに行って、電車の駅まで送っていく。午後は姉の旦那の妹さん夫婦と隣のおじさんが来る。あとは特に何も無い一日。
 昨日と今日のお客さんがそれぞれ和菓子を持ってきてくれた。ありがたいけど生菓子だから日持ちしないんだよなあ。お客さんが沢山来る家ならいいんだろうけどねえ、うちはあなた方が帰っちゃったら食べる人は僕一人なんだってこと、分かってないのね。なんとか頑張って食べるしかない。その分ご飯を減らさなきゃ。とりあえず明日の朝飯は生菓子だな。とほほ。


 ・・・・しかし今日は寒かったねえ。庭に面した窓を開けてると冷たい風が入ってくるので閉めて、それでも肌寒いので短パンをスウェットパンツに履き替える。夕方のニュースによれば今日の最高気温は21度しかなかったって言うじゃん。もう秋だよね(^_^;
 雨が降って気分も晴れないし、かと言っていつお客さんが来るかもしれないんで家を空けられないし、でも家にいてもすることがないので、まだ整理せずにほったらかしだったタンスの中身を処分することにした。ほとんどが父や母の肌着の類で、新品ならともかく着古したものばかりなので捨てることにして、ゴミ袋に詰めていく。

 そしたら、着物のほかに母の装身具(ネックレスや指輪やブローチ。もちろん宝石は全部イミテーション。家には本物の宝石なんてあったためしがない)の入った箱があって、その箱の底に古い封筒が。その封筒に入っていたのは古い婚礼写真。花嫁は母だ。でも新郎は父じゃない・・・・! そっか、これが噂に聞く母の初婚の相手かあ。ついに見つけちゃった、って感じ。
 母がこの人と結婚していた期間がどの程度なのか、それは分からない。っていうかそもそも何ていう名前の人なのか、どこの人なのか、素性は全くわからない。僕とは何の縁も無い人で知りたいと言う気持ちも大して強くないから、顔が分かっただけでもよしとしよう。

 もしこの人が母と結婚し続けていたら僕は生まれていないのだなって考えると何だか不思議だ。嬉しいような切ないような悲しいような。


 あとはお婆ちゃんの結婚相手、つまり母の父親のことが何か分かればねえ。こっちはかれこれ80年以上も前の話だから、手がかりと言っても・・・・家捜ししたらまた何か出て来ることを祈るしかないかな。


 件の写真=本日の、もとい、50年くらい前の一枚。