淡路島テニス合宿一日目(土曜日)

 今回は、主に神戸で練習しているサークル(もちろんゲイの、ね*1)の人たちの合宿に混ぜてもらいました。メンバーの一人が僕のクラブ友達で、誘ってくれたんです。普段はわざわざ神戸までテニスしに行くわけにもいかないのですけど、こういうイベントなら旅行がてらちょうどいいかなと。梅田から阪急に乗って御影まで行き、そこで車に乗り合わせて一路淡路島へ。総勢7人、30代〜50代のオネえさん達7人の賑やかな遠足^^ 一人を除いては全員が初めての人たちだったので最初は少し緊張しましたが、みんな気さくな感じで話題も豊富だったのですぐ打ち解けることができました。でも全員の名前を覚えられたのはやっと帰り道になってからですけどね。ほんと、30代後半になってから人の名前って覚えられなくなったなあ。
 淡路島に行くのは初めてなんですけど、神戸からだとずいぶん近いんですね。明石海峡大橋を渡ったらすぐ。テニスコート東浦町の公営(たぶん)のところでした。到着したのが10時ごろで、それから1時まで練習と試合をしました。私はテニスに復帰してからまだ3回目だったのでろくな試合にもならないヘナチョコテニスでしたけど。テニスのあとは海水浴場に移動して、ちょっとだけ泳いであとは砂浜でノンビリしました。テニスや泳ぐ合間に主に男談義やハッテンバ談義で盛り上がったり、各自のSTD対策などについて情報交換したりもしました。医療系の仕事の人が何人かいたのですが、職業柄感染症にすごく気をつけている人もいれば、患者さんに指導することと自分の私生活での性行動は全然別という人もいて、面白いもんだなと思いましたね。
 夕方に今夜の宿に移動。メンバーの一人が加入している会員制のホテルです。まず海の見える展望大浴場でテニスの汗を流してから、このホテルの売りでもある豪華な懐石料理の夕ご飯。品数も多くて、ハモもタコも食べられたし、ご飯もふっくらツヤツヤの淡路米。大満足です。
 夜は恒例の(と聞きました)UNO大会。でも、UNOは私も何度もやったことありますけど、関西は標準ルールにない「ドボン」というローカルルールがあるんですねえ。誰かが場に出した数字札が、自分の持ち札の合計点と同じだったら「ドボン」と言ってそれで上がりになるんだそうで。普通のUNOなら自分の前の人の札だけ気にすればいいけど、ドボンはいつ誰が出すかわからないので、みんなの手持ちの札が少なくなってくるとまるで麻雀みたいに緊張します。で、そのローカルルールに加えてUNOそのものが何年ぶりだったので最初はチョンボしたりしてペースが掴めませんでしたが、後半は慣れてきて私も何度か上がることができたので、18ゲームやって合計で2位に入ることができました。テニスの試合には勝てなかったけどUNOで借りを返したって感じ。

*1:ご存じない人のために補足説明しますと、ゲイの人たちの間ではテニスとバレーボールのプレイ人口はかなり多く、私の田舎の山陰でさえいくつかサークルが存在するほどです。もちろん大阪や東京ともなればテニスのサークルの数も多く、毎週のように大小の大会が開かれていますし、年に何回かは全国規模の大きな大会もあります。