「ラブ アンド セックス」

 メンクリの待合時間に鴻上尚史の「ラブ アンド セックス」(isbn:404883892X)を読み始めました。まえがきの、セックスを猥談でも恥ずかしいこととしてでもなく、大切なこととしてちゃんと語るためにこの本を書いたという鴻上氏の主旨に激しく同意。何を隠そうこれはまさに私のポリシーとしているところ。以前、セフレの一人に「しげちゃんってセックスを普通のことみたいに話すよね」と言われたことがあって、それは私にとって賛辞以外の何物でもなかったのですが、でも彼としてはそれには違和感があったようです。セックスはあくまで「特別なこと」として語って欲しいという気持ちがあっみたいで。もちろんセックスに対する態度は人それぞれですから彼の気持ちを否定するものではありませんが、私はセックスってもっと開けっぴろげに(セクハラにならないような配慮は必要ですが)、趣味や天気や映画の感想について話すのと同じように語られる機会があっていいはずだと思っているので、それがヘテロの鴻上氏の口から出たことに少し驚くとともに嬉しく思いました。興味深い事例を色々と挙げながら読みやすい文体で書いてある本で読んでいて気持ちよいです。

ラブ アンド セックス

ラブ アンド セックス