クリスマスに負けたくない

 ・・・タイトルは心がけの問題で、実際のところは世間の波に呑まれてしまって「勝ったか負けたか」で言えば負けてると思いますです。


 夕飯を吉野家で食べた時点で「やった、クリスマスに勝った」と思っていたんですけれども、帰り際にJR福島駅前のケーキ屋さん「アニバーサリー」(だっけ?)の灯りが非常に魅力的で、ついつい立ち寄ってしまいました。この時点で「負け」ね。
 ところが店頭に着いてみると、信号待ちだと思っていた人だかりが実はケーキ待ちの行列であることが判明。私は食べ物屋さんで並ぶのがとても嫌い(なので「行列のできる**屋」とかには絶対に入らない)なので、潔くケーキは諦めてミスドに流れ(またかよ)、まだ食べたことのなかった「ポップンキノコ」を買って帰りました。これは果たして勝ったのか負けたのか。負けてる?かな。
 ところで福島駅隣のミスドは夜はいつも人がいっぱいで一人で行っても座る場所の確保ができないこともあるくらいなのですが、さすがクリスマスイブですね、今夜はガラガラでした。こんなことなら本でも持って来ておけばゆっくりコーヒー飲みながら時間が過ごせたのにとちょっと悔やまれます。でもどうせ夜は「ラピュタ」を見るつもりだったから仕方ないです。


 「天空の城ラピュタ」は今まで何度もテレビでやってましたけど、ちゃんと最初から最後まで見たのは今日がはじめてでした。ストーリー的には「未来少年コナン」(いま再放送してますね)と「カリオストロの城」のミックスでしかないと思います。でも宮崎駿作品というのは、ありものの物語をどう演出するかが見せ所なのだと思えば納得。宮崎さんの映画作品の中では私は「ラピュタ」が一番好きです。TVものも含めたら「コナン」ですがね。