深夜に思う

 今日のように調子のいい日は、特に友達と会って楽しくお喋りしたり食べたり飲んだりしているときは、私は本当に鬱病患者なのかと自分でも疑わしく思えます。鬱を言い訳にして、ただ楽な方に逃げているだけなんじゃないかと。世の中もっとシンドい思いをしながら一生懸命生きている人たちが沢山いるのに、たかが仕事の辛さくらいでダメな自分にあぐらをかいている私は甘えているだけなんじゃないかと。
 どうなんだろう。
まるで、私の中に二つの異なる人格が存在しているんじゃないかという気もします。楽天的で、良い意味で刹那的で、人生を楽しむことに何のためらいもない自分と、悲観的で、悪い意味で先のことを考えすぎて、時には死ぬことが何よりも一番の問題解決法だと思ってしまう自分。この二つが私と言う一人の人間の中に同居しているなんて、何とも奇妙と言うか不思議と言うか、そんなのありかよ?な気がするんですよね。
 …なんてこと考え詰めてないで、さっさと寝ろ! そんで明日もシャキっと起きてきちんとした生活をするように心がけろ!>自分


 …でも、何かが足りません。絶対的な何かが今の私には欠けています。
 それが何なのか分からなくて、苦しい…? 胸が詰まる? いや、違いますね。どう表したらしたらいいんでしょうか、この感覚は。