水軍(ミナミ)

 さて、その「大阪で初めてのバー」を堪能したあとは、いよいよミナミのゲイバーへ。実は僕の大阪ゲイバーデビューはミナミなのですが、それはまだ島根に住んでいた頃に大阪に遊びに来て、友達に連れて行ってもらったときのことです。
 大阪に移住してからは、ミナミで飲むと帰りの電車の時間を気にしなければならず、そうなると最悪でも歩いて帰れるキタでもっぱら飲むようになってしまいました。
 なので、ミナミのゲイバーは多分4年ぶりくらいです。


 これまたAさんの行きつけのお店「水軍」へ。Aさんいわく、ここがいまミナミで一番流行っているお店という噂。「週末やからなぁ、入れるかなぁ?」とAさんも心配しながらドアを開けると、「いらっしゃ〜い♪」という野太い&オネエなママの声

 店内を見渡すと、さすがミナミのゲイバー。どう見ても僕が最年少ですww これまたラッキーなことにちょうど二席空いていたので、Aさんと並んでカウンターに座りました。
 常連と見えるお客さん達からは次々と「Aちゃんおひさしぶりやないの〜」の声が飛び、僕には「あら〜お兄さん、いらっしゃい」とお愛想の声がかかります。
 その間も絶え間なく誰かがカラオケを歌っています。もちろん演歌のオンパレードで、しかも僕に分かる曲がありません(笑)

 ママは僕にも丁寧に挨拶をして下さって(店的には僕は若すぎる客のはずですけどね。)、「お兄さんは若いから、このくらい大丈夫よね?」と出されたお突出しが…ヤラレマシタ。えっと、どう表現したらいいのかな…素麺を、炒めたキノコや葱と一緒に卵(ダシ入り)でとじた料理。もちろん美味しいのですが、ボリュームが凄すぎます。ミナミのお付きだしはそういうものだということをすっかり忘れてしまってました(苦笑)
 最初のイタリアンでチーズたっぷりのカロリー多目な食事をした後で、これを平らげるのはかなり危険! でも、出された料理は残さないのが僕のポリシーですので、もちろん頑張って平らげました。



 久しぶりのミナミ。ディープな大阪は、でもやっぱり面白いです。キタの若い子の喋りとはまた一味も二味も違う、中高年オネエ様方のかしましいことったらもう…下手な芸人のネタよりもずっとハイレベル。笑いすぎて腹筋が痛くなりそうw

 そうして楽しい土曜の夜は更けていくのでありました^^

(つづく...かも)