【エロ話につき要注意】「パッキンがゆるむ」ことについて

 【注意】男性器、及び射精の話題に関心の無い方はご遠慮下さい。


 何年か前、島田紳助松本人志が二人で語り合う深夜番組があったんですが(今でもやってんのかな?)、その中で「男は年取ると『パッキン』がゆるむよな!」という話をしてました。
 それを聞いた時、「ああ、そうそう!」と思わず同意してしまったのですが、最近そのことを思い出したので書いてみようと思います。


 男の『パッキン』というのは、射精するとき(射精するまで)に、精液をせき止めている筋肉(あるいは『弁』?)のことです。
 それがね、若いときは何でもないんですが、年齢とともに「ゆるむ」というか、「バカになる」んですよ。僕はそれを40歳を越えてから実感しました。


 具体的に言うと、射精のときに所謂「イく」感覚がありますよね?
 オーガズム/絶頂感。

 若いときはその「イく」という感覚と、実際の射精のタイミングは一致しているのですけど、年齢とともにそれがズレちゃうんです。「イく」という感覚にまだ達していないのに、その前に精液が出てしまうという現象。
 それを「パッキンがゆるむ」と表現するわけです。


 僕は初体験のときから既に遅漏で、フェラや相手のバック挿入ではまずイかないので(フェラでの射精経験は無し。バック挿入での射精経験は45年間の人生で二回だけ)、基本的には手コキでイかせてもらうのですけど、それでも結構時間がかかるんですね。

 もともと遅漏の上に、ウツ病になってからは病気&薬の副作用のせいでますます遅漏(『射精障害』と言ってよい)になってしまいました。それが、昨年から新薬(抗ウツ剤)「リフレックス」を飲むようになって改善されてきて、それと最近「ルボックス」(抗ウツ剤、SSRI)を減量したことによってより改善されました^^

 で、久々にオトコと致すようになりましたところ、「ああ、やっぱり『パッキン』がダメだなー」というのを再確認しました。イく、という感覚に達する前に、精液が出ちゃってるんです。しかも「漏れる」なんて程度ではなくて、結構勢いも良く。
 そのままシゴき続けてもらっていると、数秒の時間差でやっと絶頂感に到達します。


 …っていう話で終われば単なる年寄りの生理現象で済みますが(笑)、これがもし「ゴム無しセックス」(男女間の場合を含む)の最中に起きたら、怖くありません?

 AVで流行の「ゴム無しで挿入、男がイく時だけ外出し」。
 パッキンがゆるんじゃったら、それができないんですよ。「イく」と思った時点で既に射精しちゃってるわけですから。

 それに、「年を取ったら」というのも個人差があると思いますし、また「ゆるむ」のも多分突然そうなるのでなく、少しづつ進行している可能性が高い。
 「まだ若いから大丈夫」と思っている人でも、知らないうちに実は「イく前の精液漏れ」が始まっている。

 これはとても危険だと思います。
 STI性感染症)予防という観点からも、避妊という観点からも。


 それに、(男性経験の浅い女性には判らないかも知れませんが)、男だって射精の前に「濡れる」わけですよ。性的に興奮すると尿道から出て来るカウパー腺液/ガマン汁/先走り液。この中にも(感染者なら)STIの病原体は含まれているわけですし。

 やはり「きっちり安全に」というなら、フェラの段階でもゴムを着ける方がいいんでしょうね。


 ま、「なにをもって『安全な』セックスとするか」は、自分および相手と話し合って納得ずくなら、他人が介入するべきことではないとは思いますけど、やはり知るべき「危険」は知ってから判断しないと意味が無いですからねー。


 と、オッサンの性体験をもって警鐘を鳴らしておきます(^_−)